先日のニコ生「アイマス組曲」中に、しつこいほど「わたまきさんの歌詞」を
コメしていたハイドです。どーも。
しかし、さすがに「隣に…」の所でみんなが泣いてる中、
「殺人蛾」をコメするのは自重しました。
まだ俺の中にも一片の情が残されていたのだろうか。
さて、そんな夢のような時間から数日後、アマゾンから送られてきました。
柴田淳の10周年を飾るニューアルバム、「僕たちの未来」が。
思いがけなくネットで
こんなページを見るにつけ、思えば遠くへ来たもんだ、などと
まったく一方的に我が事のように考えてしまう、どうしようもないファンですが、
とにかく10周年おめでとうございます。たくさん楽しませて、泣かせてくれて感謝。
これからも長いおつきあいになりますがよろしくお願いします。(と、また一方的に。)
しかし、どこで「失恋ソングの女王」なんて呼ばれてるんだろうか……(笑)
さて、俺は好きな歌手の曲であっても、割と好き嫌いがはっきりするタイプなので、
今回はあえて歌詞カードを見ずに、通勤中に何周か聴いてみただけの印象で、
なんとなく全曲の印象など書いてみようかな、と。
しかも今、初めて歌詞カードを見て聴きながら実況風に書いてみようという、誰得企画(笑)
1.この世の果てAメロラストの「笑った」で背筋に戦慄が走る。
そして、歌詞カードを見るまでもなく、初めて聴いた時にゾクゾク来て
涙さえ流れそうになった、3分48秒の“あの”歌詞。
10年の節目を迎えたシバジュンにふさわしいオープニングナンバー。
2.あなたの名前今年1月に配信限定シングルとしてリリースされた曲。
正直に言うと、この曲ちょっと「あざとさ」があって好みじゃないんです…(笑)
出だしの「そら~のかなたへ~と」の半音ズレるあたり。(小学生並みの感想)
アレンジ、特にアウトロはけっこう好きですが。
3.風一方こちらは、最初の3音でノックアウト。超好み(笑)
メイキング映像の、まだ歌詞なしのメロディだけの歌でも充分戦える感じ。
うちの嫁は「ジブリっぽい」と評してましたが、確かに。
ノスタルジックなアレンジも相まって、思わず「父さーんがー残したー」と
歌いたくなるような曲調。……ホメてんのかなこれ?(笑)
4.LAFAYETTE -instrumental-インストで、すごく好みっぽい曲なんだけど、なにしろ短い(笑)
わかる人なら、TMのアルバムHuman Systemの「Dawn Valley」みたいな感じ、と。
5.願い基本的に美しい旋律のシバジュン曲の中でも、出色の美しさ。
彼女のファルセットに酔いしれたい時は、この曲しかないでしょう。
歌詞、最初の一節「生まれてきたのなら 一掴みの幸せを
終わって逝くのなら 一掴みの想い出を」ってのが好き。
「この曲の半音ズラしはいいのか?」というツッコミはスルー。
6.ハーブティー妖しくもカッコイイ、「かなわない」とか「真夜中のチョコレート」系統の曲。
その中にもどこか、昭和の曲のような懐かしさを感じて面白い。
シンプルなアレンジのせいでしょうか。
伊豆で飲んだハーブティーはよかったなぁ(謎
7.桜日和これが多分、亡くなった愛犬ビビアンへ捧げた曲でしょうか。
こういう、亡くした者への恋慕を歌わせたらシバジュンは世界一。
「桜日和」というタイトルのとおり、暖かく柔らかいメロディにのせた
寂しいながらも愛に溢れた歌詞が最高なのです。
8.マナー冷たさを感じさせる曲、狂気を思わせる詞。
これもまたシバジュン「らしい」一面であって、これがあえて
ほぼ対極を成す「桜日和」の直後に来ることに意味がある。
サビのメロディラインが特にお気に入り。
9.うたかた。~弾き語り~弾き語りキタコレ!
全体的に、どうしようもないくらい好きですこの曲。ライブで聴いたら確実に泣く。
ぜひ音楽の教科書に載せるべき。
メイキング映像の最後で、この曲の出だしばっかり何度も聴けるのが
嬉しくて嬉しくて嬉しくて。「でもその先も聴かせてよ」とも思ったりして(笑)
10.さよならの前にシバジュンアルバムの「ラス前」は、ビッグバラードの証。
「僕は君の描く星に」の、階段を上って行くようなメロディからつながる、
サビの開放感と心地よい伸び。
個人的には「僕視点」の歌詞であることも非常にポイント高いです。
11.おやすみなさい。またあとで・・・聴いてるだけで眠くなってくる曲。いい意味で(笑)
もはやタイトルだけで詞の内容は想像がつくでしょうが、
その通りの優しい曲と歌詞。
耳元でシバジュンの低音ボイスを聴きつつ眠れば、いい夢見れるだろうなぁ。
ボーナストラック
12.心の声~弾き語り~弾き語りキタコレ!(3曲ぶり二度目)
すばらしい低音が堪能できる抑え目の曲。
ゆえに詞の重さも充分に、しかし心地よく感じられる。
とても良い“締めの一品”でした。(拍手)
リアルタイムでほぼノンストップだったわりに、なぜか時間がかかった気がする…
一回だけ止めたのは、Dawn Valleyの曲名を調べた時だけです(笑)
こんな感じで、まったく伝わってないでしょうが、今回のアルバムも素晴らしい。
なにより、特典DVDのメイキング映像がかなりイイです。
なんと60分もあるので、ナレーションさえあれば、ほぼ「情熱大陸」(笑)
シバジュン手描きの絵本なんかもついてて、やたら盛り沢山。
…それにしても、曲といい、絵本といい、徐々に「柴田淳」と「Cocco」の距離が
縮まっているような気がするのは俺だけだろうか……?