新玉P作品。さて、先日予告したとおり、「New Balls Please」について。
まずひとことで言うと、「765プロアイドルがテニスをする動画」なんですが、
驚くべきことに、シーズン1(1-1から1-6)には練習シーンこそあるものの、
試合してるシーンは全く無く、
ほぼコミュです。
内容は本家アイマスのコミュをうまく取り込んでいるわけですが、
むしろ俺なんかは本家アイマスのコミュをあまり知らない、しょうもないPなので
マイリスでの解説がなければ元ネタもわからないほど(笑)
テニスのみならず、アイマスへの愛の深さもハンパじゃなく伝わってきます。
正直、観る前は
千早に薄いグリップでフラットサーブ打たせたかっただけだろとか思っちゃってましたサーセン(笑)
皆様ご存知の通り、中学の頃テニス部だった俺ですが、そのわりには
テニスに関して大した知識を持ってないので(笑)基礎から解説してもらえるのも
非常にありがたいところ。
伊織の車などネタも秀逸で、シーズン1は普通にドラマとして楽しめる内容です。
そしてシーズン2ではついに本編、はるちはの試合が始まるわけですが…
まず、春香ママ↓が素晴らしすぎる(笑)
このシリーズ、全体的にそういうことが多いんですが、一見ネタかと思わせておいて、
実はそうでもないってのが面白い。
でもナダルとフェデラーは逆に
完全ネタ要員だけど。あと雪歩と小鳥さんも(笑)
肝心の試合展開ですが、「持って行き方」がすごく巧みで、しかも熱い。
面白さ半減するので内容には触れられませんが、
第5ゲームの「ドカン」はもう鳥肌。一見無理っぽく見える展開(笑)にも、ちゃんと理由づけがなされているので
違和感無く納得できます。
コメにもあるように、マガジンの「ベイビーステップ」と同じく、テニスそのものの
面白さをストイックに表現しているのがいいんだよね。
観てるとテニスやりたくなってくるところも同じ。
トレス改変絵の元となっている「Happy!」は残念ながら読んだことないので知りませんが、
元が
なっちゃんの絵はすぐわかる(笑)
おそらく、ほとんどの視聴者が序盤~中盤あたりまでは春香びいきの視点で
観ていることが多かったんじゃないかなと思いますが、
きっと俺が春香に肩入れして観ていたのは、話の流れのせいだけではなく
自分が
コッテコテのベースライナーだったことが主な要因だろうと思う(笑)
どんなに攻め込まれても、一撃でひっくり返すあの快感はクセになるのです。
…決して不器用だったわけではなく。
試合の間も進化を続ける二人に、コーチの方々のカラミ具合もまた絶妙。
一部、あずささんがおかしくなったりしますが(笑)それもご愛嬌。
基本的に孤独な闘いであるテニスに、オンコートコーチを絡めることで
転換点を作り出したのは素晴らしいと思います。
そんなはるちはの死闘が幕を下ろし、シーズン3では
ちょっとアレな紆余曲折を経て、
真とあの人の試合が開幕。
いやいやいや無理すぎじゃね?と思ってしまうのは、俺があの人のファンだからでしょうか(笑)
まぁ架空戦記にはこのぐらいの無茶があっていいと思うけども。
次回、いよいよあの人の反撃が始まるようで、とても楽しみ。
今後は、他のアイドル達の対戦とか見てみたいなぁ。
口ぶりからすると、伊織もかなり強そうだし、亜美真美なんかは
ダブルスでスカイラブスマッシュとかやりそうな感じだし(笑)
なんだかあんまり「どこがいいのか」については触れられなかったような気がしますが、
要するに
テニスそのものを恐ろしいほど深く掘り下げてるところかなぁ。
例えるなら「Get Sports」でも見てるかのような感じ?
ともあれ今後も、思わずテニスをやりたくなってしまうような、
無駄に深い内容を期待してます。
現在のところ、最新話はこちら。