日本シリーズ第7戦、西武の逆転を信じて観続けてよかった(笑)
毎度おなじみ、アンチ(ryのハイドです。どーも。
埼玉西武ファンの皆様、おめでとう!
チーム名が「埼玉西武」になった時、
リトルリーグのチーム名か!とか思っちゃってゴメン。
アジアシリーズもがんばってね。
しかし、ノーヒットで一点取った8回の片岡の足はすごかった。
シリーズ通していい勝負だったけど、西武と巨人の差はあの場面に集約されてましたね。
そして、ついに来ました今日の一本。
何が来たのかって、1:25に登場の
「バズー!魔法世界」。
俺の世界一好きなゲームです。
コレをやってた頃は人生で一番ヒマだった時期なので、多分頭から通しで10回以上は
クリアしてると思います。我ながら異常。
どういうゲームかと言うと、まぁSFC時代によく見られたRPGで、
グラフィックは普通、音楽なかなか、システムいまいち、エンカウント率激高というもの。
ひどい時なんか、2,3歩ごとに戦闘に突入する上に、クソ長い戦闘が終わった後には
キャラが常に正面向きになってるので、
自分がどっちへ向かっていたのか忘れるという恐ろしい罠を食らったりもします。
まったく好きなゲームの紹介文には見えませんが(笑)まぁ事実なので仕方なし。
しかし逆に言えば、それなのに
10回以上もクリアしたくなるほどの要素があるってこと。
それはひとえにシナリオとキャラの力。
主人公とそのパートナー、ロマールの成長と活躍、その脇を固めるサブキャラたちの
立ちまくった個性と絶妙のセリフ回し。キャラデザの山田章博先生の絵もすばらしい。
そして壮大なストーリーの最後に訪れるどんでん返しと淡い余韻…
決してハッピーエンドではないことも、非常に俺好み(笑)
それと、「その世界の空気」を感じられることもいいところですね。
“魔法世界”と言ってるわりに、あまり便利すぎる魔法はなくて、例えば移動は
徒歩、馬車、船のみ。ルーラなんて超魔法は存在しません(笑)
おそらく意図的にそういう魔法を作らなかったと思うんですが、結局小銭を払って
馬車や船を乗り継いで行けば大体の街には戦闘なしで行ける作りにはなってます。
「ゲーム」として考えれば確かにかなり不便。しかし「ストーリー」を味わう上では
馬車や船、そしてそれがない場所へは危険を冒して徒歩で向かう。
これだけのことが世界を感じる上での、素晴らしい演出になってるんです。
当時、すでに便利になりすぎていたRPGのシステム面での、意外な盲点。
まぁ
「贔屓目すぎるだろ」と言われれば、確かに返す言葉もないんですけど(笑)
開発元、ホットビィの都合で一部未完成に終わってる上、エンディングからして
「作りたかったんだろうな…」と思わせる続編がないのも残念ではありますが、
それでも充分な出来。「幻の4章」と続編は脳内補完すればいいし(笑)
SFCでは、他に「ミスティックアーク」も「オデッセリア2」も大好きですが、
やっぱ「バズー」は俺の中で別格。
クソ長いので全くオススメはしませんが(笑)一応プレイ動画も紹介しときます。